タイ北部ラーンナータイ音楽を継承し、新しい試みを行うグループ｢チャンサトン｣にゲストで参加し、活動する。ホテル、レストラン、コンサートや、数々のイベントにて演奏。
　　　　　　　　

　タイ国北部の山岳地帯には、多くの少数民族が約80万人も住んでいます。彼らはそれぞれ独自の伝統文化を守っていきましたが、近頃は時代の変化によりタイの体制に組み込まれざるを得なくなりました。
　中野さんは1987年に修学が困難な山岳民族の子供たちのために寄宿舎をたてました。1993年にはチェンマイ近郊に移り｢暁の家｣と名づけました。｢暁の家｣の設立費や運営費は、主に日本の支援者たちからの寄付によっています。ただ単にタイ国をビジネスの相手だとか、観光地としか見ていない日本人が溢れている現在、中野さんの存在と地道な活動は日本の誇りです。
　　　　　　　　

和音という言葉は、様々な媒体を通すことにより、どのような形に 生まれ変わるか？　当日集まるバンドにあらかじめテーマ（和音という響を）を伝え､そこから広がる各々の和音を演じる。